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スタッフの日記

夏の結露のリスクご存じですか

| 飯島 今朝男が語ります。
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飯島 今朝男

責任者をしてます飯島です

 

夏の結露が怖いということご存じでしょうか。

家の結露には、表面上に見える結露と壁内の中の見えないところの結露

があることを知ってるお客様は多くないと思います。

 

表面上の結露も家の為と身体の為には、良くないということはご存じで

しょうか。とにかく結露自体は冬でも夏でも家を腐食させますし健康上

も良くないことは、いまでは誰もがご存じのことと思います。

 

特に夏の結露は日射などにより、壁を構成する木材などの多孔質材料(

吸放湿性が高い材料)の温度が急激に高まり、壁の内外のどちらにも水

蒸気が移動しにくい状態のときに起こり始めます。

 

多孔質材料は急激に熱せられると材中の水分が水蒸気として高温部から

低温部へと拡散していくのです。低温部冷やされた水蒸気は水となり、

多孔質材の毛管作用により吸い上げられていきます。

 

吸放湿性が高い材料の代表格が木材ということをご存じでしょうか。

杉集成材、人工木材、グラスウール、フェノールフォームなどをポリエ

チレンの袋に入れて日射にあてて、夏型結露の状態を模した実験を行っ

てます。

 

杉集成材のように乾燥した材でも材料が一定の温度に高まると水蒸気が

放散されて、逃げ場がないと結露することが確認されてます。人口木材

のように樹脂が多くを占めて、含水率が極端に低い材料でも一定の結露

があるのです。

 

結露を起こす断熱材を使用する夏でも冬でも結露は起こることになり

家には絶対良くないことになります。結露は日本の国の法律化もして

ないですが欧米では国を上げて対策をしているのです。

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